富士宮市は、富士山本宮浅間大社東側市有地について、プロポーザル方式で新たなにぎわいが期待できる飲食を中心とした施設を整備し、管理運営する事業者を公募する。参加申請書および参加資格書類の受け付けの期限は12月16日まで。
今回再整備を行う浅間大社東側市有地を中心とするエリアは、「富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想」の中で、「民間活力の導入を促し、昼夜ともに楽しみ交流できる拠点づくりを行うとともに、浅間大社周辺としての景観に配慮した空間を創出するエリア」と位置付けている。事業対象地は大宮町1352ノ1、面積は1447平方b。参加者の資格は、十分な資金力と経営能力を有し、計画の実現について社会的信用を有する者であることなど。
参加資格確認書類の受け付け締め切り後、2017年1月13日までに参加資格確認結果を通知、1月16日から2月24日まで事業提案書を受け付ける。3月上旬に選定委員会で事業提案書を基に参加者からヒアリングを行い、最優秀提案者および優秀提案者を選定。3月中下旬に事業協定の締結と事業者の決定をする。
提案に関する条件としては、@整備基本構想の「交流にぎわい創出ゾーン」として位置づけられていることから、その考えに合致し、景観に配慮した質の高いデザイン性を持ち、魅力ある空間を創出できる計画とするA中心市街地の新たなにぎわいづくりに寄与する計画であるB雇用の創出や周辺事業者などへの経済効果が期待できることなど。
参加書類は、参加申請書、参加者基本資料、事業提案書、施設計画書、公開用提案書となっている。事業提案書では、事業計画概要書をはじめ、提案趣旨、事業スケジュール、実施方法と実施体制、施設管理運営計画、事業収支計画などを盛り込む。
提供:建通新聞社
(2016/11/9)
建通新聞社 静岡支社