建通新聞社(神奈川)
2016/11/08
【神奈川】道路整備の促進を求める神奈川県大会 新東名海老名南事業化要望など大会決議
神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市と、道路整備促進を求める協議会など9団体は8日に横浜市内で「道路整備の促進を求める神奈川県大会」を開き、新東名高速道路の海老名南ジャンクション以東などの早期事業化を国などに求める大会決議を行った。
大会決議では、「つながるべき道路をつなげていく必要がある」とし、新東名高速道路などの延伸事業化を求める。また、2020年東京五輪、19年ラグビーW杯開催の効果を高めるため、幹線道路などの早期整備を要望。道路の老朽化対策や防災・減災対策が急務とした。
「神奈川を支える幹線道路ネットワーク整備」では、新東名、高速横浜環状北西線、厚木秦野道路などの道路建設推進を要望。「渋滞ボトルネック対策」では、横浜新道・第三京浜・国道1号の渋滞対策などを要望。「スマートインターチェンジ等の整備促進」では、(仮称)秦野スマートインターチェンジなどの整備支援を要望。「道路構造物の老朽化対策」では、道路の維持・修繕の技術基準の整備・充実などを要望する。
要望として盛り込まれた「計画の進捗を図り早期事業化を求める路線等」は次の通り。
▽新東名高速道路(海老名南ジャンクション以東)▽厚木秦野道路<国道246号バイパス未事業化区間>(厚木北〜県道相模大磯、秦野中井〜秦野西)▽横浜環状道路西側区間▽川崎縦貫道路<U期>(国道15号〜東名高速道路)▽第三京浜道路<外環道との接続>▽大師ジャンクション<東京方面への機能強化>▽西湘バイパスの延伸(石橋インター以南)▽▽国道357号未事業化区間(横須賀市夏島以南)
提供:建通新聞社