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北陸工業新聞社
2016/11/02

【新潟】県土木部/新規の五十公野BPに12億/計画延長2300m、22年度完了へ

 新潟県土木部道路建設課は16年度、主要地方道新発田津川線(五十公野バイパス)事業に新規着手する。22年度までに12億3600万円を投じて計画延長2300メートルを整備していく。
 計画によると、近隣市町との連携強化や市街地の渋滞緩和、新潟東港と磐越道三川IC間の物流効率化、通学路の交通事故減少などを目的に、幹線道路に連結する放射道路の整備を行う。五十公野バイパスは新発田市諏訪町から阿賀町常浪を最短で結ぶルートであり、事業効果が大きく、五十公野バイパス整備促進協議会が設立されるなど地域の協力体制も整っていることから、早急に整備を実施する方針。
 事業個所は新発田市六日町から丑首地内で、計画延長は2300メートル、計画幅員が6・5(9・5)メートル。ルートは3案で比較検討した結果、走行性に優れ、ほ場や河川改修への影響が最も少ない、南側の松浦ほ場内を通過するルートを選定した。16年度中に路線測量に着手し、18年度までに測量、設計、用地補償を完了させる予定。工事は19年度から22年度の4カ年となる見通し。
 道路概略設計および道路予備設計はエヌシーイー(新潟市中央区美咲町)が担当。

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