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鹿児島建設新聞
2016/11/02

【鹿児島】県、国道226号整備 久志で事業化調査

久志 県は、南さつま市内で国道226号の整備を進めている。次のステップとして、幅員が狭く線形が悪い久志地区(2200m)の道路改良に向け、事業化を検討。公共事前測量調査設計を新日本技術コンサルントに委託。笠沙道路では2017年度、笠沙トンネルに着手したい考えで、坊ノ津道路は道路改良等を継続する。

 坊津町久志地区の検討は、県が策定した社会資本総合整備計画「災害に強い道路ネットワークの形成による安心・安全な地域づくり」に「久志拡幅(現道拡幅)」として盛り込まれ、道路予備修正設計(A)を久志道路工区として委託。履行期間は110日間を設定している。
 笠沙道路は、同市笠沙町大当から同町野間池までの延長5400m(幅員11m)が改良区間。
 15年度末の供用率は76%(L4096m)で道路改良のほか、高崎山7号橋(7号橋・PC3径間L179m)の整備に向け、橋脚(P2)を発注。笠沙トンネル(517m)が未着手で唯一残された大型工事となっている。
 坊ノ津道路は、坊津町久志から同町坊までの延長8300mが対象。13年12月に丸木崎トンネルの開通で計約7800mが供用。現在、残る区間で道路改良や橋梁下部工の整備が行われている。

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