鹿児島市の中央町19・20番街区市街地再開発準備組合(庵下龍馬理事長)の第一種市街地再開発で事業費の内訳が分かった。2017年度は43億6420万円の予算を見込み、防災・省エネまちづくり緊急促進事業補助金を活用する。
年度別支出を見ると、12〜15年度までは3億6460万円、16年度は6億3920万円を計上。18年度は28億1780万円、19年度は86億7430万円、最終の20年度は53億4280万円を予定。
資金調達計画は、補助金64億8200万円と保留床処分金157億2090万円。支出は、土地整備費3億500万円(既存建築物除去費2億円、その他1億500万円)、工事費170億4280万円(建築費160億6880万円、その他9億7400万円)。
また、補償費30億7710万円(用地費8億670万円、建物7億6630万円、その他15億410万円)、調査設計計画費10億180万円(事業計画作成2億1650万円、地盤調査2590万円、建築設計5億9830万円、権利変更計画作成1億1640万円)。
このほか、予備費3000万円、事務費7億1650万円、借入金利子2970万円を見込んでいる。