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県中之条土木事務所は上信自動車道・祖母島箱島バイパスの今後の見通しを明らかにした。箱島ＩＣではランプ関連の工事を予定。そのほか金沢川橋の橋脚や鳴沢川橋の上部工、岡崎ＩＣの法面工がこれから発注される。すべて入札は条件付き一般競争。今月から来年１月にかけて順次発注される見通しだ。
東吾妻町箱島地内に整備する箱島ＩＣのうち、ＯＦＦランプについては、「ＡＦ２」橋台の入札公告を来月行う予定。同橋は鋼３径間連続箱桁橋（Ｌ１１７ｍ）。逆Ｔ式橋台（Ｈ７ｍ、Ｖ１２６・１立方ｍ）で基礎は場所打杭（φ１・２ｍ、Ｌ12ｍ。Ｎ４本）となっている。
ＯＮランプについては近日、「ＡＮ２」橋台が公告される。構造は鋼２径間連続箱桁橋（Ｌ１０３ｍ）。下部は逆Ｔ式橋台（Ｈ11・５ｍ、Ｖ２４７・１立方ｍ）で基礎は場所打杭（φ１・５ｍ、Ｌ13ｍ、Ｎ４本）。来年度以降、続く橋脚などの施工を予定している。
東吾妻町岡崎地内の金沢川橋ではＰ１橋脚を来年１月ごろに発注する予定。同橋は鋼４径間連続箱桁橋（Ｌ１９４ｍ）。張出式橋脚（Ｈ19ｍ、Ｖ５７８・１立方ｍ）、基礎は大口径深礎杭（φ９ｍ、Ｌ26ｍ）となっている。
同橋では橋台２基を施工中。残るＰ２、Ｐ３橋脚もすでに発注済みと、急ピッチで工事が進む。
東吾妻町箱島地内の鳴沢川橋では今月にも上部工（Ｗ２４３・９ｔ）を発注する。同橋はＬ79・５ｍの鋼２径間連続鈑桁橋。架設にはトラッククレーンベント方式を採用する。
岡崎ＩＣ周辺ではグランドアンカー工（φ１１５�o、Ｌ34−40・５ｍ、Ｎ32本）とモルタル吹付工（ｔ10�p、Ａ４５９・４�u）を計画。今月にも発注する見通しだ。
これらの入札は全て一般競争入札で行われる。順調に落札、着工すれば、同バイパスで未着工の橋梁は箱島ＩＣ本線部分の橋梁のみとなる。橋名、ＩＣ名は仮称。