建通新聞社(神奈川)
2016/11/01
【神奈川】神奈川県 地球温暖化対策計画を改定 温室効果ガス27%削減目指す
神奈川県は10月31日、「神奈川県地球温暖化対策計画」を改定した。新たに2030年度の温室効果ガス削減目標を設定。温室効果ガスの総排出量を、13年度比で27%削減することを目指す。
今回の計画改定は、計画策定(10年3月)後の状況変化を踏まえて、@国の新たな温室効果ガス削減目標を踏まえた県の温室効果ガス削減目標の見直しA国の適応計画の策定を踏まえた適応策の追加B分散型エネルギーシステムの構築に向けた取り組みなど施策の追加−を図るもの。計画期間は、16年度から30年度までの15年間。国の目標(26%減)を1%上回る数値に目標を設定した。
これまでの取り組み(緩和策)に、地球温暖化への適応を図るための取り組みである「適応策」を追加。「かながわスマートエネルギー計画」による取り組みなどを追加した。
重点施策として建築物の省エネ化を盛り込み、中小テナントビルに対する省エネ診断の普及啓発を行う。
提供:建通新聞社