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　北海道開発局は、4水系8河川の洪水浸水想定区域と家屋倒壊等氾濫想定区域を公表した。2015年の水防法改正を踏まえて、開発局はこれまでの浸水想定区域などを見直している。他の水系でも順次公表する予定だ。
　15年の水防法改正によって、国は洪水浸水想定区域の前提となる降雨量を河川整備の計画降雨から、想定最大規模の降雨に変更した。新たに公表した浸水想定区域などは、後志利別川水系後志利別川、石狩川水系雨竜川、恵岱別川、天塩川水系の天塩川上流、名寄川、風連別川、剣淵川、渚滑川水系渚滑川の4水系8河川。
　現時点で11水系28河川で公開している。洪水浸水区域などの情報を基に、市町村長が避難勧告などを適切に発令し、住民の主体的な避難を促すことが目的。
　これまでに開発局が公開している洪水浸水想定区域などの河川は次の通り。
　▽石狩川水系石狩川上流、美瑛川、オサラッペ川、牛朱別川、忠別川、辺別川▽常呂川水系常呂川、無加川▽尻別川水系尻別川▽鵡川水系鵡川▽釧路川水系釧路川、新釧路川▽天塩川水系天塩川下流、雄信内川、問寒別川▽十勝川水系十勝川、音更川、利別川▽湧別川水系湧別川▽留萌川水系留萌川