朝日町は10月31日、越地内「(仮称)武道館基本設計業務委託」を開札、350万円で鈴木一級建築士事務所に落札した。
設計条件は延べ床面積が約3600平方メートルで、内訳は武道施設が2100平方メートル、屋内練習場(仮称)が約1500平方メートル。武道施設には柔道場(最小14メートル×14メートル、最大16メートル×16メートル)と剣道場(1辺9〜11メートル、正方形または長方形)を各2面、収納庫、控室、観覧席などのほか、トイレ(約50平方メートル)や更衣室(約150平方メートル)を配する。屋内運動場(約30メートル×45メートル)は、野球やサッカー、陸上、テニスなどの練習ができる広さを確保する。敷地面積は約2万3300平方メートル。委託期間は17年2月10日まで。
現在ある町文化体育センター格技室は、中学校の保健体育の授業などで利用されているが、手狭で安全対策が万全ではない上、競技規定の改正により柔道・剣道の公式戦が行えないため、武道館建設を計画した。17年度の着工、18年秋の開館を目指す。