可児市は、2017年度から市独自の発注者別評価点(主観点数)制度を一部改正する。改正点は、少子化対策の項目をワーク・ライフ・バランスに変更し、「住みごこち一番・可児に向けた企業登録制度」に登録されている企業に10点を加点する(ただし、17年度の発注者別評価点に限り、これまでの「岐阜県子育て支援企業登録制度」に登録がある場合も加点対象になる。二重加点はしない)。この他、市内工事の平均点の増加に伴い、工事成績の加点対象になる基準点を76点から78点に引き上げる。
発注者別評価点制度は、市での工事実績や災害対応などの地域貢献度が高い企業に対して、より大規模な工事への参入機会を与えるため10年度から導入している。
提供/建通新聞社(2016/11/01)