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２０１５年度における県環境森林部の治山・林道事業の入札実績が県森林保全課への取材で分かった。治山事業は４８２件で計43億９６９３万４３４０円（税込）の契約があった。当初設計金額は45億４０５６万８４００円（同）で、平均落札率は96・８％だった。同様に林道事業は56件で契約は８億２４０４万円（同）、設計金額８億５７１５万２８００円（同）で、平均落札率は96・１％だった。治山と林道を合算した平均落札率は96・７％だった。
治山事業４８２件の内訳は、工事２１６件、間伐や下刈りなどを行う森林整備75件、委託１９１件。平均落札率は工事97・６％、森林整備95・７％、委託89・７％だった。
工事２１６件のうち、一般競争は10件、指名競争は１９２件、随意契約は14件だった。平均落札率は一般競争97・６％、指名競争97・６％、随意契約98・５％となっている。
森林整備は75件中、指名競争が74件で、残る１件が随意契約だった。平均落札率は指名競争が95・７％、随意契約が１００％だった。
委託は１９１件のうち、指名競争が１７８件、随意契約が13件。平均落札率は指名競争が89・５％、随意契約は95・３％となっている。
林道事業56件の内訳は、工事34件、委託22件だった。平均落札率は工事が98・０％、委託は86・６％となっている。
工事34件のうち一般競争４件、指名競争28件、随意契約２件だった。平均落札率は一般競争98・５％、指名競争97・８％、随意契約98・８％。
委託は22件中指名競争が17件、随意契約５件。指名競争の平均落札率は86・２％、随意契約は98・９％だった。
前年度の当初契約金額は治山が47億９３５７万４６００円（税込）、林道は７億８６５５万３２００円（同）だった。治山と林道を合算した平均落札率は96・８％で、本年度より０・１％高かった。