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建通新聞社(神奈川)
2016/10/31

【神奈川】神奈川県 藤野芸術の家 施設運営主体の募集開始

 神奈川県は、民間への移譲を計画している県立藤野芸の家について、10月31日に施設運営主体(貸付先)事業者の募集を開始した。12月16日まで応募を受け付ける。11月17日に現地説明会を開催。県民局のホームページから申し込む。選定後、2017年2月の県議会に報告。3月に移譲先を決定する。その後、移譲に向けた準備を行い、18年4月に契約などを締結。民間移譲する。
 藤野芸術の家(相模原市緑区牧野4819)は、「ふれあい、体験、創造」をテーマとした、陶芸や木工、ガラス工芸などの芸術体験施設。
 敷地面積は2万7325平方b。建物は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造5階建て延べ5421平方b。宿泊棟には、宿泊室(17室・定員100人)、レストラン、浴室など。芸術棟には工房、クリエーションホール(席数225席)、会議室、音楽スタジオなど。キャンプステーションは定員100人で、炊事場、トイレなどを備えている。
 1995年の開設。現在の指定管理者は、かながわ青少年協会(18年3月31日まで)。
 移譲の形態は、土地・建物の無償貸与。貸付期間は18年4月1日から28年3月31日までの10年間。用途指定は、「自然、人とのふれあいと芸術体験を通して豊かな感性と創造性をはぐくむための施設」として運用すること。
 施設機能は、工房と宿泊(レストラン・浴室含む)機能は必ず維持。その運営方法は応募者が提案する。任意に活用する施設機能は、クリエーションホール、音楽スタジオ、会議室、キャンプステーションなどとし、その運営方法は応募者が自由に提案する。
 譲渡先選定に際しては、有識者などで構成する選定委員会で審査。選定基準は、借り受け事業者としての適正と施設の管理運営。施設の管理運営に関しては、@維持管理A運営B維持する施設機能C任意に活用する施設機能D地域への貢献E施設の安全管理−などを評価する。
 提供:建通新聞社