愛知県西三河建設事務所は、橋梁補修工事で乙川に架かる「明代橋」の補強を計画しており、2017年度の工事着手に向け詳細設計に着手した。中日本建設コンサルタント(名古屋市中区)に業務を委託、委託金額は1278万円。設計期間は17年3月17日まで。
計画によると、同橋のうちゲルバー橋部分の車道全幅10・7bを対象に、ヒンジ(継ぎ目)部分の連続化による補強を予定している。設計の中で、現況の確認や鉄筋探査などの調査を行い、詳細を詰める。
橋梁の規模は、橋長113・5b、全幅15・8b。上部構造は7径間RCゲルバー桁橋。主な橋梁部は1937年に架設しており、これまでに歩道部の増設や橋脚の補強などを行ってきた。
同事務所では、17年度から数カ年で補強工事を進める方針。設計とともに詳細をまとめ、予算化を図る。
所在地は岡崎市菅生町地内。
提供:
建通新聞社