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建通新聞社
2016/10/28

【大阪】天王寺動物園101計画策定 大阪市

大阪市は、天王寺動物園の施設整備計画などを盛り込んだ「天王寺動物園101計画―おもろい・あきない・みんなの動物園を目指して―」を策定した。PFI方式などを導入し、今後約20年間で動物舎などの施設整備を進めていく計画だ。
 施設整備は開園状態を前提に、ローテーション方式で4期に分けて進める計画。事業期間は2017〜36年度の約20年間、事業費は約85億円を想定している。
 第1期(17〜21年度)は、海洋動物ゾーン、ふれあい・家畜ゾーン、アフリカの森ゾーンの他、てんしばゲートひろば(動物学習施設・スーベニアショップ)、新世界ゲートひろば(レストラン・カフェ)の整備を進める。
 第2期(22〜26年度)は動物舎を中心に、東南アジアの森ゾーン、日本の森・里山ゾーン、アジアの森ゾーン(拡張)、新夜行性動物舎、適応の世界エリアを整備する。
 第3期(27〜31年度)では、アジアの高地ゾーン新猛禽舎の他、新病院・研究棟、総合案内所などを建設する。
 第4期(32〜36年度)で、オセアニアの草原ゾーン、タイガの森ゾーン、南米の森ゾーンを整備し、計画を完了する。
 施設整備に当たっては、PFI方式などの民間活力を導入する他、クラウドファンディングやネーミングライツを活用することで市税負担の縮小を目指す。

提供:建通新聞社