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北陸工業新聞社
2016/10/28

【石川】来年度、基本計画へ準備/内浦・柳田の支所建て替え/19年度着工視野に/能登町

 能登町は、分庁方式から本庁・支所方式への移行に伴う内浦、柳田の支所建て替え整備について、17年度に基本計画策定に着手する方向で今後、予算要求の準備を本格化させる。19年度の着工を視野に入れる。
 町の計画では、能都庁舎がある宇出津地区(のと鉄道旧宇出津駅周辺)に本庁を置き、老朽化している既存内浦、柳田庁舎を現在地で支所として建て替える。
 町は支所建設について、来年度に配置計画など平面プランの取りまとめや、測量調査にも取り掛かりたい意向で、今後、当初予算案に関連事業費を計上する方向で調整を進める。20年度の全体完成を目指す。
 既存内浦庁舎(1977年竣工)はRC造地下1階地上4階建て延べ2764・3平方メートル。隣接する築43年の福祉センター(RC造3階建て延べ1027・4平方メートル)も取り壊して支所を新設する。62年に完成した柳田庁舎の施設規模はRC造(一部S造)2階建て延べ873・10平方メートル。
 観光・地域交流センター「コンセールのと」隣接地に建設予定の本庁舎は、現在基本設計(担当・浦建築研究所)が進められている。建設規模はRC造4階建て延べ5300平方メートル程度。今年度中に実施設計までを完了させ、来年度の着工、20年1月の開庁を予定する。

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