草津市は、「草津市社会福祉法人等審査会」を11月15日に開催し、29年度に整備を予定する(仮称)大路認定こども園新設・運営事業者の選定について審議する。
市では、市の幼保一体化推進計画(27年3月策定)にもとづいて、老朽化している市立第6保育所と市立大路幼稚園を統合し、民設民営方式の幼保連携型認定こども園の移転新築を計画、9月末までに事業者(社会福祉法人・学校法人)を募集、今後、審査会を経て12月半ばまでに事業者を決定する見通し。
移転予定地は、草津市大路2丁目191−6他の3043・87u。同地を市が有償貸付(30年間の事業用定期借地権設定)する。
現在の定員は、第6保育所90人、大路幼稚園65人。統合後は定員を200人(0〜5歳児)に拡充し、従来の機能を高めるなど子育て環境を充実させる計画。
整備・運営では、@新しい施設での保育環境の更新、A室の高い就学前の教育・保育の一体的提供、B地域に開かれた子育て支援のさらなる充実、C創意工夫による特色ある新たな機能付加を重点項目としている。
施設整備では、事業者が29年度の国庫補助を活用して実施する。市が上乗せ補助し、施設整備の事業者負担割合は8分の1となる。
29年1月以降に設計、公私連携協定の締結、保護者・地域等への説明会、三者協議会を進め、29年度に施設建築工事、移行保育、三者協議会、30年3月までに竣工、同4月に開園する予定。