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建通新聞社(神奈川)
2016/10/27

【神奈川】川崎市上下水道局 稲田水源地の取水施設撤去へ 八千代エンジニヤリングで基本設計

 川崎市上下水道局は、稲田水源地の取水施設撤去に向けた基本設計を八千代エンジニヤリング横浜センター(横浜市保土ケ谷区)に480万円で委託した。履行期限は2017年3月22日まで。河川区域内の施設を撤去する方向で、工法や工費を比較検討する。
 稲田水源地の取水施設は、多摩川本川内に「集水埋管」を設置し、伏流水を1938年から84年ごろまで取水していたもので、1日当たり最大3万3300立方bを取水し、生田浄水場にポンプで送水していた。
 「集水埋管」は内径900_の鉄筋コンクリート製の有孔管で、基礎の土台に固定してある。「集水埋管」を接合井を介してL字型に連結しており、全長は約200b。また、設置時の土被りは6〜8b。
 今回は「集水埋管」をはじめ、その基礎部分など河川区域内に残っている一連の施設を撤去する方向で検討。いつの時点で詳細設計に着手するかは基本設計の結果を見て判断する。
 取水施設の所在地は多摩区菅稲田堤3ノ3271地先の多摩川河川区域内。
 提供:建通新聞社