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北海道建設新聞社
2016/10/27

【北海道】函館商議所新会頭に久保函館環境衛生社長−副会頭も3人新任 

 函館商工会議所は26日、函館市内で第3回臨時議員総会を開き、10月末で退任する松本栄一会頭(ホンダカーズ南北海道会長)の後任として久保俊幸副会頭(函館環境衛生社長)を選任した。副会頭は4人中3人を新任するなど体制を一新。北海道新幹線の開業をひと区切りとし、世代交代を図った。
 総会に先立ち、9月に退任を表明していた松本会頭は、道新幹線開業を見据えた東北、北関東との連携など2期6年を振り返り、「活力を持ち続け、地域発展のため一致団結することを祈念する」と期待した。
 報告事項に続き、久保氏の会頭選任を承認。副会頭には水島良治(函館空港ビルデング社長)、村瀬充(村瀬鉄工所社長)、中野恒(五稜郭タワー社長)の3氏を新任、境勝則氏(トーショウビルサービス社長)の再任を同意した。松本会頭は名誉会頭に就いた。
 新体制で記者会見に臨んだ久保氏は「総合経済団体のトップとして函館を良い方向に導きたい」と先人の思いを引き継ぎ、未来を切り開く努力をすることを表明。交流人口の増加、新幹線では東京間3時間台、宇都宮駅停車などの活動を推進するとした。
 副会頭に就任する村瀬氏は「2次産業の底力を付けたい。他産業とコラボレーションし、新事業が展開できる仕組みづくりもしたい」、中野氏は「観光の振興、青森の交流関係を考えていきたい」とそれぞれ意気込みを述べた。