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　上越地域消防事務組合は２４日、「上越地域消防事務組合（仮称）消防本部・上越北消防署庁舎基本・実施設計業務委託」の公募型プロポーザルで、最優秀者に安井建築設計事務所・第一設計総合事務所ＪＶを特定した、と発表した。同ＪＶの採点結果は４４０点満点中３８７・２５点。３ＪＶが参加し、次点の優秀者は石本建築事務所・エスデー建築研究所ＪＶだった。
　老朽化が進む北消防署を移転新築し、本部機能を持つ新たな拠点施設を整備。庁舎と訓練棟を合わせた延べ床面積は６０００平方メートルを想定。工事費上限額は３５億円（税込）とする。建設場所は上越ＩＣそばの上越市藤野新田２５５−１（下水道センター敷地余地）。
　審査は伊藤公雄消防長を委員長とする審査委員会が行った。同ＪＶの提案は、業務の理解度、「迅速・適格な災害対応」および「利便性・経済性・環境性能」について優れていると評価された。
　委託期間は基本設計が１７年３月２１日、実施設計が１７年１１月３０日まで。