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建設経済新聞社
2016/10/25

【京都】宇治の認知症総合C公募 11月下旬頃にも決定へ

 宇治市と京都府が公募している認知症総合センターの事業者について、11月下旬頃から12月頃に決定する予定。
 宇治市と府は、認知症医療と認知症ケアを包括的に提供する認知症総合支援施設を整備するにあたり、28年度認知症総合センター事業者募集を9月に実施した。
 認知症総合センターは、認知症初期から看取り期までの支援に係る@医療支援A初期支援B在宅支援C施設・居住系サービスの機能を一体的に提供する施設(BCは30年3月までに新規に開設、もしくは変更する場合は宇治市第6期介護保険事業計画と整合を図る)。
 募集要項によると、整備予定地は市街化区域とし、新築による整備、又は既存施設の改築・増築による整備とする。
 内定後、認知症総合センター事業者審査委員会の意見も踏まえ、事業者・宇治市・京都府の3者で、事業者の構想案をもとに合同協議し、最終案を決定する。
 宇治市及び京都府は、予算又は市が内示を受けた金額の範囲内で補助金の交付を予定。ただし補助対象として採択されない場合もある。
 補助金の概要によると、▽専ら認知症に対応する診療所及び訪問看護ステーションの施設整備補助(基準額・1施設あたり1500万円、補助率1/2)▽初期認知症支援拠点の施設整備補助等(基準額・1施設あたり2000万円、補助率10/10)▽認知症デイケア施設の施設整備補助(基準額・1施設あたり3200万円、補助率10/10)▽認知症対応型デイサービスセンターの施設整備補助(基準額・1施設あたり1130万円、補助率10/10)▽小規模多機能型居宅介護事業所の施設整備補助(基準額・1施設あたり3200万円、補助率10/10)▽緊急ショートステイの施設整備補助(基準額・定員1人あたり113万円、補助率10/10)▽特別養護老人ホーム(定員30人以上)及び併設される老人ショートステイ用居室の施設整備補助([基本補助]基準額・定員1人あたり337万5000円、補助率10/10、[特別補助]地域包括ケア連携相談室、デイサービス施設、家族宿泊室、地域交流スペース等を整備した場合、1施設あたり4500万円、補助率10/10)▽地域密着型特別養護老人ホームの施設整備補助(基準額・定員1人あたり427万円、(ただし、認知症高齢者グループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所等との合築等による整備の場合、定員1人あたり448万3500円、補助率10/10)▽認知症高齢者グループホームの施設整備補助(基準額・1施設あたり3200万円、補助率10/10)等。