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建通新聞社四国
2016/10/25

【高知】土佐国道 高知南国道路の橋脚下部工10件を11月から順次


国土交通省土佐国道事務所は、国の補正予算対応分として、2020年度の開通を目指し建設を進めている高知南国道路の高知ジャンクション(JCT)〜高知南インターチェンジ(IC)の橋梁下部工10件の一般競争入札を11月から順次公告する。
 高知市高須のサンピアセリーズ前から大津バイパスまでの区間に建設する高知中央IC高架橋については、第1高架橋下部第1工事、同第2工事、第2高架橋下部第1工事、同第2工事、第3高架橋下部工事の5件を発注する。第1高架橋と第2高架橋の下部第1工事では、第1高架橋3基、第2高架橋4基の鋼製橋脚でアンカーフレームを含む柱の部分を施工する。第1高架橋下部第2工事は3基、第2高架橋下部第2工事と第3高架橋下部工事は各2基の橋脚で、場所打ち杭による基礎工を進める。またランプ橋の下部工事では橋脚3基を設置する。
 高須高架橋下部工事では美術館前付近の橋脚3基、葛島第2高架橋下部工事では南国バイパスから絶海池までの5径間のうちの2基、五台山第3高架橋下部第2工事と同第3工事は、下田川の南側でそれぞれ3基の橋脚を設置する。
 同事務所では17年度に残る橋梁下部工事や上部工事の予算化を目指すとともに、延長700bの五台山トンネルの発注も目指す意向。
 高知JCT〜高知南ICの延長は6・2`、県道高知北環状線と県道高知南インター線にほぼ並行する形で、起点部とトンネルを除き連続高架橋となる。高知JCTから2・8`の地点に高知中央ICを建設。道路規格は第1種第3級の自動車専用道路で、全幅は高架橋部が9・5b、トンネル部が10・5b。

提供:建通新聞社