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　県厚生農業協同組合連合会は、病院と健康管理センターが一体化し新施設の整備を計画している。設計は五洋建設・大建設計・下舞設計ＪＶ、施工は五洋建設が担当。2018年春の完成を目指す。

　建設地は、鹿児島市与次郎1−13−1。建物規模はＳ造（耐震構造）８階建２万1744�u。構成は、１階にエントランス、受け付け、院内薬局、託児所。２階は外来部門と救急部門、３階は人間ドッグ、レディースフロアなど。また、４階は手術部門と臨床検査室。５階は医局、事務室、６階と７階が病棟（184床）、８階はレストランとなっている。
　21日は起工式があり、地鎮之儀で苅初之儀は、県厚生連の久保茂吉経営管理委員会会長、鍬入之儀は、大建設計の平岡省吉社長と下舞設計の上妻建生社長、杭打之儀は、五洋建設の佐々木邦彦副社長と竹中勝人特定工事所長がそれぞれ力強く行った。
　久保会長は「老朽化等でいろんな障害が生じ、特別委員会を設置して議論してきた。一番の課題だった、耐震問題解決のために建て替えを計画した」と経緯を説明。
　佐々木副社長は「品質と安全管理に持てる技術力を発揮して、安全第一で工期内完成に全力を傾注したい」と意気込みを述べた。