国土交通省九州地方整備局は、鹿児島第3地方合同庁舎の整備を計画している。工事は2期に分けて行う予定で2018年度に1期工事、20年度に鹿児島法務合同庁舎を解体し跡地に2期工事を行い、22年度前半の完成を目指す。建設費には43億円を見込み、基本・実施設計は梓設計が担当(履行期限17年8月31日まで)している。
建設場所は鹿児島市山下町で、敷地面積8197.9uの一部。建物規模がRC造地上5階地下1階建約1万2400u。17年度予算には、実施設計費と埋蔵文化財調査費に1億2100万円を要求している。
前段階として18年11月末完成予定の鹿児島港湾合同庁舎(RC造8階建5279u)に鹿児島営繕事務所など2官署が移転。その空室に保護観察所が仮移転する。
1期工事(約5000u)は、地方合同庁舎と法務総合庁舎の間に整備し、完成後に検察庁が入居。その後、施設を解体し2期工事(約7000u)に入り、市内に散在して間借りしている官署が完成後に入る。