磯田達伸長岡市長は21日、インタビューに応じ、栃尾支所庁舎について建て替えや複合施設化などを視野に地域住民と具体案を詰めていく考えを明らかにした。
今後の主要なハード事業の一つとして説明し、「支所地域の庁舎も含めた公共施設の整備をしていく。栃尾庁舎の建替あるいは庁舎を含めた複合施設にしたい」とし、17年度当初予算に関連経費を盛り込む考えについては「これから予算編成していく。全体の財源の問題もあるので、タイムスケジュールも含めてどうしていくかはこれから。まだ具体的な案も決まっていない。住民と一緒に考えていく」と答えた。
金町地内にある栃尾支所庁舎(RC造4階建て延べ5659・66平方メートル)は、築40年近く経過し、老朽化が顕著となっており、森民夫前市長は「ミニ・アオーレ」を整備する構想を示していた。
磯田市長は、16日に投開票された市長選で初当選し、中山間地域について、地域集落の生活を支える新たな仕組みの導入や元気な地域をつくることを公約に掲げている。