高岡市内で計画する「アルビス美幸町店新築工事」は、近く施工者の選定に入る。
同市美幸町1丁目にある高岡市農業協同組合・旧西部支店の跡地に新規出店するもの。建設規模はS造平屋建て約3000平方メートル。17年春のオープンを目指す。
この用地は、ノースランドなどを展開する澤田グループの子会社で、不動産管理を手掛けるアイエヌエル(魚津市吉島)が所有。ことしに入り、建物は解体された。場所は国道8号の昭和町交差点近く。県道64号沿いで、ケーズデンキ高岡店の隣接地にあたる。アクセスが良好なまとまった用地であり、活用策が注目されていた。
設計は、新建築設計事務所(高岡市野村)が担当。
また、アルビスでは、高岡市丸の内にある日本たばこ産業(JT)の旧高岡営業所跡地でも出店計画を持つ。用地売却に応募し、ことし取得。市の中心部に位置し、周辺にはホテルや金融機関などが立地する万葉線沿い。敷地面積は3709平方メートルある。建物は解体され、現在はさら地。
アルビスは、17年3月期から3カ年の中期経営計画の中で、店舗数を現在の55店から、16年度に54店、17年度に57店、18年度に59店超まで増やすとする。同社では出店について、「公表できる段階で、適時対応する」としている。