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建通新聞社(中部)
2016/10/21

【岐阜】国道19号BP瑞浪恵那道路 初工事を年明け発注

 国土交通省多治見砂防国道事務所は、「瑞浪恵那道路」の事業化後、初の工事を年明けにも一般競争入札で公告する。瑞浪恵那道路は、国道19号のバイパス(BP)として新たに整備する工事。今回は工事用車両の進入路を新設する。瑞浪恵那道路 事業区間
 工事は事業化区間の起点側に当たる瑞浪市土岐町地内の国道19号から南側に通るJR中央本線までの整地工事。盛土工を中心に行う。工期は約12カ月。発注規模は1億円以上2億円未満としている。工事概要の詳細は設計で詰める。現在、瑞浪市土岐町から延長約3`区間の道路予備設計をエイト日本技術開発中部支社(名古屋市中区)で進めている。
 17年度以降は、残る区間の道路予備設計や地質調査の他、他地区の工事用進入路の整備工事を発注したい考え。また設計後は用地測量と物件調査を行い、用地交渉、道路詳細設計に入る。
 瑞浪恵那道路は渋滞、事故、災害リスクなどの課題解決を目的としたBP整備事業で14年4月に都市計画決定した。事業化区間は瑞浪市土岐町から恵那市武並町までの延長8・2`。国道19号に沿って走るJR中央本線の南側に新たな道路を整備する。設計速度が時速60`の第3種第2級道路。幅員は16・25bで4車線となる。
 工事発注や開通の時期は未定としているが、リニア中央新幹線開業時の地域振興に寄与すると期待されている。

提供/建通新聞社