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建通新聞社（中部）
2016/10/26
【愛知】枝下用水幹線水路耐震化へ 愛知県
愛知県豊田加茂農林水産事務所は、「枝下用水幹線水路」の耐震化計画を進めており、事業計画の検討作業に着手した。葵エンジニアリング（名古屋市中村区）に業務を委託、２０１７年３月17日を履行期限として事業計画案をまとめる。関係機関との協議を経て早期の事業化を目指す。
今回作成する事業計画案は、過年度にまとめた基本構想を基に進めるもので、枝下用水幹線水路全長12・３㌔が対象になる。水路は開渠区間が延長11・３㍍、ボックスカルバート区間が延長５００㍍、籠川サイホン区間が延長１００㍍、水路トンネル区間が延長４００㍍で構成。この他、遊水地護岸擁壁１カ所、放流工管水路11路線の構造物がある。各区間と全構造物に対して、現況を踏まえ耐震工法などを検討していく考え。
枝下用水幹線水路は、豊田市平戸橋町地内で矢作川の「越戸ダム」上流に位置する取水口から、御幸町地内の分水池までを結ぶ延長12・３㌔の水路。旧豊田市の全域と知立市、みよし市の一部地域に農業用水を供給している。開渠部分は幅約５㍍、高さ約１・６㍍のコンクリート三面張水路。かんがい受益面積は約１６３０㌶、流量は毎秒最大８・７㌧。
建設から約40年が経過しており、施設の老朽化は顕著になっている。同事務所では14年度に耐震調査を実施し、15年度に基本構想をまとめた。今後は事業計画案を基に、関係する豊田市や地元土地改良区などと協議を進め、早期の事業化を図る方針だ。
提供：建通新聞社
今回作成する事業計画案は、過年度にまとめた基本構想を基に進めるもので、枝下用水幹線水路全長12・３㌔が対象になる。水路は開渠区間が延長11・３㍍、ボックスカルバート区間が延長５００㍍、籠川サイホン区間が延長１００㍍、水路トンネル区間が延長４００㍍で構成。この他、遊水地護岸擁壁１カ所、放流工管水路11路線の構造物がある。各区間と全構造物に対して、現況を踏まえ耐震工法などを検討していく考え。
枝下用水幹線水路は、豊田市平戸橋町地内で矢作川の「越戸ダム」上流に位置する取水口から、御幸町地内の分水池までを結ぶ延長12・３㌔の水路。旧豊田市の全域と知立市、みよし市の一部地域に農業用水を供給している。開渠部分は幅約５㍍、高さ約１・６㍍のコンクリート三面張水路。かんがい受益面積は約１６３０㌶、流量は毎秒最大８・７㌧。
建設から約40年が経過しており、施設の老朽化は顕著になっている。同事務所では14年度に耐震調査を実施し、15年度に基本構想をまとめた。今後は事業計画案を基に、関係する豊田市や地元土地改良区などと協議を進め、早期の事業化を図る方針だ。
提供：建通新聞社
