福井市は、老朽化が著しい加茂河原ポンプ場(明里町11|22)の全面更新にあたり、事業費(試算)として94億5000万円を見込んでいる。順調にいけば、18年度に着工へと運ぶ予定だ。
浸水被害を軽減するためのポンプ能力増強に加え、最新の耐震基準に対応した施設を目指し、建屋、ポンプを含め全面的に更新するもの。
計画によると新たなポンプ場の規模は、RC造地上2階地下1階建て延べ床面積3392・47平方メートル(建築面積1343・86平方メートル)。ポンプ能力/分としては汚水が58立方メートル、雨水が777・7立方メートル。
これまでに一部を除く用地取得や詳細設計が完了済み。詳細設計は日水コン(福井事務所)。
なお、着工から完成までには5カ年程度を要するとみられる。