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建通新聞社
2016/10/21

【大阪】大阪新美術館設計コンペ 5者が2次審査へ

大阪市は、「大阪新美術館」(仮称)の建設に向け実施している公募型設計競技(設計コンペ)で、第2次審査に進む5者を明らかにした。市では今後、5者に対してより詳細な設計提案を求めた上で、公開プレゼンテーションと公開ヒアリングを実施。2017年2月中旬に最優秀案を決定する予定だ。
 第2次審査に進む5者は▽梓設計・RURARCHITECTUREDPC共同企業体▽遠藤克彦建築研究所▽佐藤総合計画▽日建設計大阪オフィス▽槇総合計画事務所―。
 設計構想提案書を提出する第1次審査には、海外から参加の3者を含む68者から応募があった。外部有識者で構成する審査評価会議で、内容が優秀だった5者を選出した。
 新美術館の新築規模は、延べ床面積約1万5000平方bを想定。内訳は、コレクション展示室2200平方b、企画展示室1200平方b、コミュニケーション機能2100平方b、保存・研究機能2500平方b、管理・共用7000平方bなど。
 この他、サービス施設(延べ床面積500〜1000平方b程度)として、カフェやレストラン、ミュージアムショップ、また、駐車場と駐輪場も整備する予定。21年度中のオープンを目指す。
 建設地は、大阪市北区中之島4ノ32ノ14他の敷地面積約1万2874平方b。施設整備費(設計・監理費、工事費、備品購入費)は121億円を概算する。

提供:建通新聞社