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建通新聞社四国
2016/10/21

【愛媛】国営農地再編 3地区ほ場整備を先行 道前平野の北条他 

 2016年度に新規事業採択された道前平野地区(西条市)の国営緊急農地再編整備事業。29年度までの14カ年でほ場整備や排水路、排水機場を整備・新設する。ほ場整備は19団地で整備されるが、うち北条地区、北条新田地区、久妙寺地区の3地区から先行し工事を進めることとなる。
 ほ場の換地計画に伴う調査などは愛媛県が行い、3団地の換地計画原案の調査を愛媛県土地改良事業団体連合会(松山市)に委託した。期間は17年3月3日まで。原案に基づき区割りなどのほ場整備などの工事を行う。北条地区は50f(139戸)、北条新田地区は40・4f(83戸)、久妙寺地区は37・9f(101戸)。
 同事業は、総事業費260億円の大規模事業。中山川左岸の受益面積677fでほ場整備や排水路、排水機場を新設する。内訳はほ場整備(区画整理)650f・19団地が190億円、排水路4幹線7・8`が37億4800万円、排水機場新設1カ所が32億5200万円。事業主体は農林水産省中国四国農政局。受益者は2489人。
 ほ場整備する19団地は来見団地、志川団地、長野東団地、田野上方西団地、田野上方東団地、周布団地、北田野団地、高松団地、久妙寺団地、古田団地、高知団地、安用団地、徳能出作団地、安用出作団地、明理川団地、宮之内団地、高田下団地、北条団地、北条新田団地。
 排水路の4幹線は、田野上方東・周布地区、徳能出作・安用出作・明理川地区、北条・北条新田地区に2本新設し、暗渠と開水路で新設する。
 排水機場新設は北条新田地区に建設する。

提供:建通新聞社