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　藍住町は、「文化ホール等複合公共施設」の修正設計について、設計者に年内の概算事業費の提出を求めるとともに、２０１７年１月中の設計完了を指示している。町はこれらの提出を受け、必要なら事業費の追加補正など、そして年度末までの請負工事契約の締結を目指し、工事発注に備えていく考えだ。
　具体的な修正内容については、まだ明らかにされていないが、延べ床面積の大きな変更は求めず、躯体や屋根構造などの変更が見込まれる。また、文化ホールの席数や各種事務スペースの面積は現状以上、加えて非常用電源の発電時間を増やすなどの防災機能向上も求めている。
　備品などを除く建設費は税別34億８０００万円程度。施設の床面積は２階建て延べ５４５３平方�b（前設計では構造は鉄筋コンクリート一部鉄骨造）。６４４席の文化ホールなどが特徴。
　修正設計は教育施設研究所大阪事務所（大阪市北区）が担当。順調なら年内の概算事業費の算出を受けて、必要なら事業費の追加や継続費補正（変更）などを行う他、３月町議会定例会での契約承認を求めるよう、２月早々の工事発注を目指すことにしている。入札方法は今のところ従来通りの指名競争入札（設備一括）が見込まれている。
　建設地は奥野字矢上前32ノ１。

提供：建通新聞社