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建通新聞社(中部)
2016/10/27

【三重】松阪総合病院建て替え、18年度の着工目指す 恩賜財団済生会

 社会福祉法人恩賜財団済生会松阪総合病院(松阪市朝日町1区15ノ6)は、同病院の施設の老朽化に対応するため、新病院への建て替え工事を計画している。2018年度の着工を目指す。設計は山下設計(本社・東京都中央区)で進めている。敷地測量業務については一般競争入札で選定するために公告済みで、10月25日に入札する。委託期間は12月31日。
 同病院は、1937年に開設し、築後80年を迎え、施設の老朽化を解消するため、現病院の北西側にある病院駐車場に新病院を建設し、移転後に現病院を解体撤去する。今後は16年度に基本設計、17年度に実施設計を完了し、18年度の着工、20年度中の完成を目指す。
 新病院の施設規模については設計業務の中で詰める方針で、現段階では現病院と同規模程度を見込んでおり、拡大する可能性は低いものとしている。
 現病院は、第1診療棟が鉄筋コンクリート(RC)造地下1階地上6階建て・塔屋2階建て、第2診療棟が鉄骨一部RC造地下1階地上7階建て・塔屋1階建て、PET棟がRC造地下1階地上4階建てで、総延べ床面積が2万8631平方b、建築面積が6927平方b(第1・第2診療棟、付属棟)。病床数は430床(一般)。

提供:建通新聞社