魚沼市は、市立図書館の新設に向けて検討を進めていることを明らかにした。このほど、市内の有識者で構成される図書館協議会が「市立図書館構想(素案)」を作成。施設のあり方について、所管課と協議を重ねているという。
「立地適正化計画(案)」の中で示したもの。素案では、市民の集まる生涯学習の拠点となる施設の整備を目指すとしている。現行の小出郷図書館(本町2丁目5番地)は、約5万冊の蔵書を有しているが、施設の狭あい化や、借地に位置していることから、計画が浮上した。今後は、具体的な場所や規模、概算事業費などを詰めていく。
市では、05年度に「魚沼市民図書館(仮称)建設基本計画策定委員会」を設置し、07年度の新図書館建設を目指していたが、06年の答申後に同会は解散、計画は中止となっていた。