愛知県新城設楽建設事務所は、継続事業で進めている瀬戸設楽線改築事業のうち、D17工区で橋梁5橋の改築を計画している。このうち、3橋の詳細設計をパシフィックコンサルタンツ中部支社(名古屋市西区)らに委託、詳細を詰める。2017年度以降で早期工事着手を目指す。
計画によると、D17工区は設楽町東納庫地内から大名倉地内までの延長約3600bを対象に、幅員約4bの現道を幅員約7bの2車線道路に拡幅する。拡幅に伴い、既設の橋梁5橋を全面的に架け替える計画だ。
今回の業務では、澄川橋と黄金沢橋に対して、「設計その1」としてパシフィックコンサルタンツが担当。長尾橋は、「設計その2」として近代設計名古屋支社(名古屋市中区)が担当する。既設の5橋はいずれも河川橋で、橋長20b程度のコンクリート橋。新橋については、今後の設計で規模などの具体的な内容、工法などについて検討していく方針。
16年度事業では、D17工区の中間部に当たる清流公園付近、延長260bに対する拡幅工事を進めている。
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建通新聞社