庄東用水土地改良区(砺波市、川合昭夫理事長)は、2カ年で小水力発電所「三合新発電所」を建設する。13日、同市芹谷の建設地で導水路工事安全祈願祭が行われた。
今回、着工したのは第1工区で、施工は山田建設(落札額2650万円)。内径600ミリ延長297メートルの水圧管路工事となる。工期は12月まで。
このほか、今年度は水車発電機製作据付工事を行う。施工は中川水力。落札額は9000万円。
17年度は、導水管の残工事のほか、発電所建設工事、取水口工事を計画する。発電所は排水路から取水して474メートルの導水路を設け、有効落差30・4メートルを生かし発電する。最大出力は78キロワット。総事業費は2億9000万円。18年3月に完成する。