可児市は、市道56号線(二野大森線)改良事業で「吹ケ洞トンネル(仮称)」の新設を2016から17年度までの継続事業で行う。土木工種で一括発注する。10月下旬にも一般競争入札として公告する。12月議会の議決を経て、17年1月の着工を予定している。工事費は16・17年度で8億6000万円を見込んでいる。
トンネル部は市道56号線、大森地内の延長153b、幅員12b(車道3b、歩道2bの2車線両側歩道)。NATM工法で市道27号線側から掘削を進める方針だ。設計は大日本コンサルタント岐阜営業所(岐阜市)が担当した。
市道56号線改良は、二野工業団地(二野地内)から市道27号線(大森地内)をつなぐ幹線道路の整備。東海環状自動車道「可児御嵩インターチェンジ(IC)」と中央自動車道「多治見IC」へのアクセス向上や市街地の渋滞緩和を図るために13年度から進めている。道路延長は1400b、幅員16b(車道3b、歩道3・5bの2車線両側歩道)現在は土工工事を進めており、17年度から舗装工事を順次発注していく。事業完了は18年度を目指している。
提供/建通新聞社