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　神奈川県企業庁は、水道管路の耐震化について進捗状況を県議会建設・企業常任委員会に報告した。基幹管路の耐震化率は、現在67・４％。これを２０１８年度までに69％まで高める目標だ。
　企業庁は、14年度から５カ年を計画期間とした経営計画を進めている。この計画では、18年度までに基幹管路の耐震化率を69％まで向上させる。また、災害時の医療救護活動に中心的な役割を担う災害拠点病院への供給管路の耐震化は１００％を完了。全管路の耐震化目標は20％。
　現在の状況は、基幹管路の耐震化率が67・４％。災害拠点病院への供給管路の耐震化率は86・９％。全管路の耐震化率は19・０％。計画に対しては、「順調に推移している」とする。
　今後の取り組みとしては、経営計画の目標達成に向けた着実な取り組みの他、熊本地震で指定避難所において応急給水活動が長期化したため、県営水道給水区域内における避難所への給水管路の耐震化状況を調査するとしている。
　提供:建通新聞社