南砺森林資源利用協同組合(長田一政理事長)は、南砺市上原に建設するペレット製造工場で、採用するプラント設備の検討を進めている。
複数のプラントメーカーから提案があり、南砺市とも調整を図り、絞り込む考え。プラント設備が決まれば、その配置計画に沿って、建築の設計を委託することにしている。
整備計画によると、工場は年間生産量2000トン規模。建物は製造工場、保管庫などで構成。概ね千数百平方メートルの建物が複数棟必要とみている。
製造量は1日当たり1トンで、年間1500から2000トンの生産量を想定する。
着工は17年度で、18年度から稼働させる。
協同組合は木材事業者ら28人が出資して8月に創立。先進地視察を行うなど、建設・運営に向けた準備に取り組む。