北陸地方整備局金沢港湾・空港整備事務所は、第3四半期に一般競争入札方式により発注予定の金沢市金石海原町地内における「金沢港(大野地区)防波堤(西)(改良)消波工事(その3)」を、施工時期の平準化につながる2カ年国債工事の適用対象とする。発注規模は9000万円以上、1億5000万円未満。
従来の年末や年度末といった工期末の集中を避け、年度当初の工事閑散期を工期に組み入れることで資機材、人材の効率的な活用、労働環境の改善を図るのが狙いで、同事務所では初の適用となる。
工事概要は、消波ブロック(約65トン型)製作約150個(主要資材需要見込み量)コンクリート約4200立方メートル。
同事務所では実工期として17年1月から6月ごろをあてる予定で、発注準備を進めている。