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　北陸地方整備局金沢河川国道事務所が、今年度から取り組む、国道１５９号の金沢市今町における交差点改良（今町地区交通安全対策事業）は、今町ＩＣに上り車線の出口（オフランプ）を新設する一方、今町ランプの付加車線設置については２車線が確保されていることから現道での区画線の見直しなどで対応する計画だ＝図参照。
　対象地区は、国道１５９号金沢東部環状道路が国道８号に接続する個所だが、津幡方面は今町ＩＣに出口がなく、才田方面へ向かう車は手前の今町ハーフＩＣを降り、歩道のない狭い生活道路を通過している。加えて国道８号で津幡町から白山市方面へ向かう車は、朝夕の国道の混雑を避けるため、今町ＩＣの出口を降り、生活道路を通過し今町ハーフＩＣへ流れている。この生活道路周辺には花園小学校があることから同事務所では交差点改良に乗り出すことにしている。
　現在、上り車線オフランプを設置するために必要な函渠の継ぎ足し部分の詳細設計を、１２月９日までの履行期限により日本海コンサルタントで進めている。業務内容は現地踏査一式、箱型函渠詳細設計（３号）１カ所、箱型函渠詳細設計（５号）１カ所。
　一方、今町ランプ付加車線設置については、クッションドラムを撤去して２車線を確保し、区画線の見直し、標識・安全施設の設置により交通の円滑化を図る。