愛知県豊田加茂建設事務所は、砂防河川改修事業として、「則定川第1支川」に新たな砂防ダムの建設を計画しており、設計を開始した。中央コンサルタンツ(名古屋市西区)に予備設計を委託、現地の測量とともに概要をまとめる。
計画では、豊田市則定町地内の則定川第1支川に砂防ダム1基を新設する。同支川では、過年度の治山事業で砂防ダムなどの治山施設を整備。下流一帯が土砂災害特別警戒区域に指定されたことから、新たに砂防ダムを建設して対応を強化する。
今回の業務では、既設の治山施設を含む同支川の延長約200bを対象に平面測量を行い、現地の地形などから砂防ダムの規模や建設場所を検討。予備設計として概要をまとめる。
予備設計の成果を基に、2017年度以降で砂防指定地編入手続きや、事業についての協議、詳細設計を行う方針。
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建通新聞社