岐阜県総務部は、県庁舎(行政棟・議会棟等)建設工事基本・実施設計について、公募型プロポーザルで選定した日建・大建・岬設計JVと5億4000万円(税込み)で契約を結び、同JVがプロポで提出した技術提案書を公表した。
県は今後、設計者と協議しながら2018年9月末までの設計工期で、行政棟・議会棟の基本・実施設計と県民サービス棟の基本設計を進める。
公表した技術提案書によると、行政棟を中央に西隣に県民サービス棟、東隣に議会棟を建設。
行政棟は東西100b、南北36bの1フロア3600平方bを基準に大きな平面を持ち、20階建て、高さ約100bとして計画。1、2階にエントランス、3、4階に共用会議室フロア、5階に知事ゾーン、6〜19階が執務フロア。最上階の20階には展望フロアを設ける。
構造については、中間免震構造を採用している他、スパンの小さな外壁部を高強度コンクリートによる鉄骨鉄筋コンクリート造として固め、スパンの長い室内部は鉄骨造の梁で構成する。
また、県民サービス棟や議会棟は鉄筋コンクリート造の5階建てとしている。
提供/建通新聞社