全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　笛吹市は、建設を計画している石和学校給食センター用地選定の検討に着手した。先月開かれた建設検討委員会のなかで、事務局側は候補地を示している。
　第３回の建設検討委員会に先立ち、市は石和地区の５小学校の保護者に対して事業計画やスケジュールを示すとともに、事業に関する意見聴取を図るアンケートをお願いした。返答内容を集計し、反対意見には回答を添えた結果を各小学校の役員会に提示し、意見のとりまとめも行っている。
　これにより概ね計画への理解は得られたと判断。先月９日に開かれた建設検討委員会では、事務局側が敷地５０００�uをめどとした４つの候補地を、それぞれのメリット・デメリットを添えて提示。各委員が案を持ち帰って検討する段階まで進んでいる。
　市では、３日付で更新した発注見通しのなかで用地測量業務の予定を掲載。同業務の費用は確保し、準備を整えている。
　事業計画のなかでは１日１８００食の能力を想定し、建物は延べ２０００�u規模を見込む。来年度の設計と用地取得、２０１８年度の建設、19年度２学期からの供用開始を目指しているが、事業進ちょくのうえで、今月告示の市長および市議会議員選挙は注目されるところだ。