富山県土木部営繕課は、富山県立大学看護学部施設整備事業について、12月に条件付一般競争入札で公告する。17年2月議会の工事請負承認を目指す。
県立中央病院北側の総合衛生学院(3年制)を改組し、4年制の看護学部を新設する。建設規模は、教育棟がS造4階建て延べ7738平方メートル、エントランス棟(オープンラウンジ、食堂)が同平屋建て462平方メートル。本館(RC造4階地下1階建て延べ4909・57平方メートル)を研究棟、別館(同3階建て延べ1605・28平方メートル・)を図書館棟に改修する。全体の延べ床面積は1万4714・85平方メートル。敷地面積は富山市西長江地内の約1万2200平方メートル。駐車場は102台分を確保する。
9月補正予算に1億240万5000円を計上、継続費39億9919万6000円を設定した。1月に開札し、2月議会の承認を経て着工する。19年4月の開設を予定している。入学定員は現状の100名から120名に増やす。
設計は押田建築設計事務所が担当。
4つの校舎と広場(まち広場、インフォメーションゲート、センターコート、交流ホール)が東西を貫くキャンパスストリートにより相互に連携し、学生らの交流創出を図る。