日刊建設工業新聞
2016/10/04
【鳥取】9月末現在県下受注実績 受注総額1111億3231万円で46・2%増
県下の建設事業量をまとめた本紙掲載「受注市況NEXT」によると、2016年度9月末現在(4月1日〜9月30日)の受注総額(県外とJVを含む)は1111億3231万円、受注総件数は3288件。前年同期と比較すると、受注総額は46・2%増、受注総件数は3・8%増となった。受注総額の増加については、特にJVの受注金額の増加が押し上げ要因となった。受注総件数の増加については、特にJVと中部の受注件数の増加が寄与している。
東部・中部・西部・八頭・日野の5土木管内の受注総額は508億7602万円、受注総件数は2756件。管内別にみると、受注金額のトップは東部で210億9466万円(受注件数964件)、その次が西部で140億6731万円(同926件)、その後は、中部、八頭、日野の順で、それぞれ104億3425万円(同662件)、33億6228万円(同94件)、19億1752万円(同110件)となっている。一方、県外の受注金額は171億6514万円(同428件)、JVは430億9115万円(同104件)となった。
前年同期と比較すると、5土木管内の受注総額は11・4%増、受注総件数は1・9%増となっている。5土木管内の受注総額の増加については、特に東部と中部の受注金額の増加が押し上げ要因となった。受注総件数の増加については、東部、西部、八頭の受注件数が減少する一方で、中部の受注件数がそれを上回る形で増加したため、全体ではプラスとなった。
県外とJVを含む、管内別の受注金額と受注件数の対前年同期増減率は次の通り。()内は、前年同期の受注金額と受注件数。
▽東部管内=受注金額18・2%増、受注件数0・1%減(178億4632万円、965件)。
▽中部管内=20・0%増、11・6%増(86億9581万円、593件)。
▽西部管内=1・2%減、1・4%減(142億4101万円、939件)。
▽八頭管内=11・4%増、9・6%減(30億1872万円、104件)。
▽日野管内=2・4%増、6・8%増(18億7341万円、103件)。
▽県外=14・2%増、5・9%増(150億3495万円、404件)。
▽JV=181・4%増、70・5%増(153億1534万円、61件)。