日刊建設工業新聞
2016/10/03
【鳥取】県総務部営繕課 境漁港市場の陸送上屋新築工 議会案件2件を近く公告
県総務部営繕課は、境漁港高度衛生管理型整備事業=境港市昭和町(県営境港水産物地方卸売市場)=のうち、設計金額が5億円以上の議会案件として11月定例県議会に工事請負契約を提案するため、先行して発注準備を進めている陸送上屋他新築工事の建築と機械設備の2件を近く入札公告する。3日に予定している資格審査委員会で公募条件を決める予定。
3月から先行して着工している3号上屋改修工事(耐震・防鳥改修)とトラックスケール新築工事に引き続き、現在のトラックスケール跡地に建築する陸送上屋他新工事は、陸送上屋がプレキャストプレストレストコンクリート造平屋建て2階建て延べ床面積3810平方b(そのうち1階が3413平方b)、斜路が鉄筋コンクリート造平屋建て延べ床面積336平方b、製氷機械室が鉄骨造平屋建て404平方b。概算工事費は、建築が約18億8000万円、機械設備が約5億2000万円を見込んでおり、2件とも県内A級の3社JVとなる。概算工事費約2億3000万円を見込む電気設備は、先行して入札する2件の工事請負契約に合せて後日、発注手続きに入る。工期は2018年10月末の予定。
また、陸送上屋新築工事に併行して発注準備を進めている既存のトラックスケール他解体工事と5号上屋改修工事については、9月定例県議会閉会後の10月中旬にも入札手続きに入る予定にしている。