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　柏崎市は、老朽化が進むし尿処理場の再整備に向け、自然環境浄化センターへの下水道投入施設新設を計画していることを明らかにした。既存施設の大規模改修によるリニューアル案と比較検討し、今後の整備方針を定めるとしている。
　このほど開いた市議会総務常任委員協議会で説明したもの。クリーンセンターかしわざき内にあるし尿処理施設（松波４丁目地内）は竣工から２０年余りが経過し、大規模改修が必要な状況にあることから、市は職員による内部検討組織「し尿処理場在り方検討委員会」を設置。検討の中で、し尿の処理量が近年減少していることを踏まえ、自然環境浄化センター（安政町地内）に下水道投入施設を設ける案が浮上した。処理量は１日当たり４６キロリットルを見込む。
　所管課によると、委員会の設置期間は１６年度末までだが、状況を見極めるため、それまでに２案の絞り込みが行われるかどうかは不透明な状況という。