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北陸工業新聞社
2016/10/01

【新潟】温泉宿泊施設を誘致へ/交流人口拡大、7日に議会報告/三条市

 三条市は9月30日、温泉宿泊施設誘致を計画していることを明らかにした。観光交流人口の拡大を目指し、下田地区での誘致を目指す。
 7日に開かれる市議会経済建設常任委員協議会で、詳細な場所やオープン希望時期などを報告する。
 05年に三条市、栄町と合併した下田地区(旧下田村)は、面積が300平方キロメートルを超える広大な土地を有し、八木ヶ鼻、八木ヶ鼻温泉などの観光資源に恵まれ、道の駅「漢学の里しただ」や温泉施設「いい湯らてい」などとの相乗効果により人気の観光スポットとなっている。また、現在進んでいる八十里越改築事業などの影響もあり、近年、訪れる観光客も増えていることに加え、将来的に開通が予定される国道289号八十里越により福島県只見町をはじめ、太平洋側からの観光客増加が見込まれることなどから、誘致を計画しているものと思われる。
 現在、同地区では「公楽」、「八木館」、「風雅亭山水」、「嵐渓荘」の4つの宿泊施設が営業している。

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