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　静岡県は９月29日、国の経済対策に呼応した９月補正予算案の追加分を発表した。補正予算案は一般会計に１９２億７８００万円、企業会計に３億０４００万円を計上。安全・安心、防災対応の強化など一般公共事業費として１８２億３８００万円を盛り込んだ。
　追加分の補正予算案は、経済対策に呼応した一般公共事業費が大部分を占めた。工種別では、交通基盤部所管の道路が54億９５００万円、農業農村33億８７００万円、河川30億６２００万円、砂防19億９３００万円、海岸12億２７００万円、街路９億５２００万円、漁港４億９１００万円、港湾４億１４００万円、区画整理１億３７００万円、農地地すべり８６００万円の計１７２億４４００万円。経済産業部所管では、造林が６億７４００万円、治山１億８９００万円、林道１億３１００万円の計９億９４００万円となっている。
　この他、社会福祉施設の防犯対策などに５億２３００万円余を計上。幼保連携型認定こども園の整備や幼稚園型認定こども園の防犯対策などを助成する。
　また、企業会計に追加する３億０４００万円は、工業用水の安定供給のための管路・設備更新、耐震化事業のうち緊急性の高い工事などを前倒しする。対象は、柿田川、静清、中遠、西遠の工業用水道事業の６カ所。


提供：建通新聞社
（2016/10/3）

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