豊橋市は、老朽化した「豊橋競輪場」の競走路(バンク)などに対する改修を計画している。2017年度の工事着手に向け設計を進めており、詳細を詰めるとともに予算化を図る。
計画によると、改修はバンクや正面広場、外周擁壁、緩衝フェンス、地下横断通路、審判塔(塗装改修)などを対象に進める。また、雨水排水構造物をはじめ、電気、通信、給水の各設備についても改修する予定で設計をまとめる。
同計画は、施設の老朽化として改修するもので、バンクを含む各施設の改修を予定している。同市では、老朽度に応じた改修計画を立案、17年度以降で順次改修を進める方針。改修工事は場内作業となるため、競輪開催日以外で調整を行う。
豊橋競輪場(東田町87)は、1949年に中部地区では初の競輪場として開設した。現況は競走路を含み、直近の改修後約30年が経過し老朽化しているため、対策を講じることになった。
現地の測量と共に設計は、グリーン・コンサルタント中部営業所(名古屋市中区)が担当。12月15日までにまとめる。
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建通新聞社